奈良女子大学剣道部OGの主な就職先

教員が最も多く、公務員、会社員に加え、特殊な職についている人も。
体育会剣道部にいたことは、就職に有利だったという声も少なくありません。
OG会との連絡も密なので、興味がある就職先の先輩にも気軽に相談が出来ます。
・小学校教員 ・中学高校教員 ・大学教員 ・国家公務員(税関) ・地方公務員 |
一般企業 ・銀行・金融 ・研究所 ・テレビ局(ディレクター) ・新聞社(システムエンジニア) ・電気・通信 |
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・公認会計士 ・司法書士 ・税理士 ・一級建築士 ・医師 |
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・デジタルクリエイター |
剣道を通じて人のつながりの大切さを学びました。
平成15年卒 高校教員 大見祐佳さん
大学から初心者で剣道を始め、2段で卒業。
2年前に所属高で剣道部を立ち上げ、自ら顧問を務める。
現在は3段。4段取得に向け稽古に励んでいる。
Q.大学から剣道を始めたのはなぜ?不安はなかった?
A.はじめから運動部に入ろうとは思っていて、いろいろ見学はしたんですが、見学に行ったときの部の雰囲気がとても良くて。師範にも優しく話しかけてもらって、それで決めました。ほかにも初心者の人がいましたし、稽古がきつい、やめたいと思ったことは一度もないです。体力的にしんどいなーっていうのは何回もありましたけど(笑)
Q.剣道部の一番の魅力は?
A.人とのつながりですね。卒業してからも大学と関わり続けられるのは剣道のおかげ。剣道を続けている、続けていないに関わらず、みんなが帰って来られる場所だと思います。いつ戻りたいと思っても門戸を開いてくれている。それがうちの剣道部、そしてOG会のすごさだと思います。こんなに、卒業後仲が良いOG会なんてなかなか無いんじゃないでしょうか。うちの生徒たちを大学の稽古に連れて行ったときも、いつもすごくあたたかく迎えてもらえます。本当にありがたいですね。
理想の将来像を追って奈良女子大学剣道部に!
平成19年卒 大阪大学大学院博士課程 室悠子さん
小学校時代から剣道を始め、大学在学中に4段を取得。
現在は、研究者としての道を目指し、大阪大学微生物病研究所で、受精の神秘を日夜研究中。
Q.奈良女子大学で剣道をしようと思ったのは?
A.実は中学生の時に、剣道日本で、辰巳監督の記事を読んだんです。奈良女子大学を出て、剣道をしながら研究者を続けている、というのを見て、私の目指す姿はこれだ!と思いました。それで奈良女子大で剣道部に入ることは決めていました。監督と実際お会いすると、ちょっとイメージは違いましたけど(笑) 綺麗で賢くて近寄りがたい人かと思っていたらすごく面白い人だったので。
Q.今は大阪大学にいらっしゃいますが、奈良女子大学とどういうところが違いますか?
剣道部でもそうですが、奈良女子大は、大学自体が小さいので、基礎からしっかり教えてくれます。今でも奈良女子大で身に付けた技術はとても役に立っています。大阪大学はやはり学生も多いですし、研究に入るとひとりで解決しなければいけないことも多いです。ただ、逆に、女子大で男性がいなかったので、力仕事なども男性に頼らず、自分ひとりでやってしまう癖がついてしまっていて、もっと頼ればいいのにと言われることも多いです(笑)